日本株は本格上昇へ、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
9/12付の「DailyOutlook」では、景況感と日本株について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『本日12日にはECB(欧州中央銀行)理事会が開催されるほか、来週17~18日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)、18~19日には日銀金融政策決定会合と、金融政策会合が相次ぐ。ECBは金融緩和に舵を切り、FRB(米連邦準備制度理事会)は追加利下げを実施すると想定されている。日銀に関しては今会合では積極的な緩和に動かないと考えられるものの、いずれにせよ金融政策には緩和的なスタンスをとっている』と伝えています。
続けて、こうした各国の政策効果が景気を下支えしていると考えられることを挙げ、『先進国の製造業PMI(購買担当者景気指数)は4ヵ月連続で景気判断の境目となる50を下回っているが、悪化基調にはひとまず歯止めがかかったようだ。米中通商問題などを背景に景気に対する警戒感は根強いものの、世界的な金融緩和姿勢が徐々に景況感にも好影響を及ぼしているとみられる』と分析しています。
さらに、『世界景気敏感株とされる日本株は過去、先進国の製造業PMIが底打ち、反転するタイミングで上昇基調となっている。依然として多くの投資家は先行きの景況感に自信を深められる段階にはないと考えられるが、日本株の本格上昇は近づいていよう』とまとめています。
最後にレポートでは、『先進国製造業PMIの推移】』を紹介していますので、詳しくは9/12付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《ST》
提供:フィスコ