JSBが反発、第3四半期2ケタ営業増益と5万株を上限とする自社株買いを好感
ジェイ・エス・ビー<3480>が反発している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年11月~19年7月)連結決算が、売上高326億5600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益34億4700万円(同11.3%増)、純利益22億9200万円(同6.4%増)と2ケタ営業増益だったことが好感されている。
主力の学生マンション事業が、物件管理戸数の増加や高水準の入居率の維持で順調に推移し業績を牽引した。なお、19年10月期通期業績予想は、売上高420億8500万円(前期比8.1%増)、営業利益31億2100万円(同5.5%増)、純利益20億4100万円(同1.8%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、5万株(発行済み株数の1.04%)、または2億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は9月13日から10月31日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することを目的としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)