日本再生可能エネ---2019年7月期は2ケタ増収増益、分配金は予想より97円増の3,297円
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人<9283>は12日、2019年7月期(19年2月-7月)決算を発表した。営業収益が前期比33.5%増の12.19億円、営業利益が同30.0%増の3.78億円、経常利益が同36.0%増の2.45億円、当期純利益が同36.2%増の2.44億円となった。投資口1口当たりの分配金は1,927円、利益超過分配金は1,370円となり合計3,297円の分配金となった。
一般募集(公募)による新投資口の発行による手取金及び借入金により、2017年3月29日付取得した8物件(合計パネル出力21.766メガワット、取得価格合計82.58億円)、2018年2月21日付取得した9物件(合計パネル出力14.035メガワット、取得価格合計58.28億円)、2018年8月10日付取得した8物件(合計パネル出力15.860メガワット、取得価格合計60.31億円)及び2019年2月22日付取得した10物件(合計パネル出力16.888メガワット、取得価格合計65.06億円)、合計で35物件(パネル出力68.551メガワット、取得価格266.23億円)の太陽光発電設備等の運用を行っている。その他、当期において資産の追加取得または資産の譲渡は行っていない。
分配金については、2019年6月に変動賃料収入0.06億円が発生し、2019年2月新投資口の発行等に係る費用について予定に比して0.06億円削減できたため、当初3,200円と予想していた1口当たり分配金を97円(3.0%増)上回る3,297円とした。
2020年1月期の運用状況の予想については、営業収益が前期比31.9%増の16.09億円、営業利益が同19.0%増の4.50億円、経常利益が同15.7%増の2.83億円、当期純利益が同15.8%増の2.82億円を見込んでいる。また、1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は3,200円としている。
《SF》
提供:フィスコ