SQ値クリアし22000円迫る/後場の投資戦略

市況
2019年9月13日 12時28分

日経平均 : 21947.53 (+187.92)

TOPIX  : 1602.23 (+7.13)

[後場の投資戦略]

日経平均は9日続伸し、節目の22000円にあと1円まで迫る場面があった。前日までの8営業日の間に日経平均はおよそ1140円も上昇。ECB理事会やSQを通過した後の材料出尽くし感の台頭を懸念する向きもあったが、米中の摩擦緩和が期待される動きやトランプ米政権の減税計画などが明らかになり、株価指数先物に買いが入ったとみられる。個別株を見てもファーストリテやソフトバンクGといった日経平均寄与度の大きい銘柄の堅調ぶりが目立つ。反面、ECBが金融緩和を決定したことを受け、金融株はリバウンド一服といった印象だ。

日経平均は上に付けたSQ値を早々にクリアし、取引時間中としては5月7日以来、約4カ月ぶりとなる22000円台回復が期待されてきそうだ。とはいえ、16日が敬老の日のため東京市場は3連休となり、来週も17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18~19日に日銀金融政策決定会合といった重要イベントが控えている。後場に入れば目先の利益を確保する売りも出てくるとみられ、日経平均は22000円手前でややこう着感を強める可能性がある。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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