伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月17日記)
日経平均株価は、4月の高値2万2362円を超えられず、年末へ向けて下げるという見方が正しければ、7月の高値2万1823円付近が強く意識されて、目先の価格がすぐに上値を抑えられる動きになる公算です。
その場合、短期の天井型を形成して下降を開始するか、本日以降、すぐに下降の流れへ入るのかのどちらかの展開が考えられます。
昨晩のNYダウが下げたため、本日の日経平均株価は寄りつき値が下放れて始まる公算です。
寄りつきでの下げをきっかけにして、本日は下値を試す動きになる可能性があります。
現在が戻り高値を確認する作業の途中なら、本日は、13日の安値2万1820円付近か、その手前で下値を支えられる動きになる公算です。
そうならなければ、2万2019円が戻り高値になって、すでに下降の流れへ入っているという見方が有力になります。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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