「5G」が3位にランク、NTTドコモがプレサービス開始へ<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G」が3位となっている。
NTTドコモ<9437>は18日、第5世代移動通信方式(5G)として割り当てられた周波数帯及び商用装置を用いた「5Gプレサービス」を20日から開始すると発表。同社は実質的な5Gのスタートと位置付けている。
また、吉沢和弘社長は5Gプレサービス発表会で、21年6月末までに1万局の基地局設置を目指す意向も明らかにした。17日付の日本経済新聞がソフトバンク<9434>について「次世代通信規格『5G』の基地局整備を当初計画から2年前倒しする」と報じていたこともあり、関連銘柄への関心が再び高まっている。
きょうの東京株式市場では、7月末からNTTドコモ向けに5G基地局装置の無線子局の出荷を始めているNEC<6701>や、NTTドコモ向けに5G商用サービス向けの基地局制御装置及び無線装置の納入を開始している富士通<6702>の株価が上昇。
そのほかの関連株では、協和エクシオ<1951>など電気通信工事を手掛ける企業の一角や、5G向けフルシールドコネクタを手掛ける第一精工<6640>、5G基地局の測定に使われる電子計測器を展開しているアンリツ<6754>、5Gに対応する基地局向け研究開発用テストシステムなどを販売しているアルチザネットワークス<6778>、5Gシステム向けとして高周波コンポーネントの引き合いが増加している多摩川ホールディングス<6838>なども買われている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)