「石油」が注目度急上昇、サウジ石油施設攻撃で地政学リスク高まる<注目テーマ>

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2019年9月17日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「石油」が6位となっている。

14日にサウジの国営石油会社であるサウジアラムコの石油施設が無人機の攻撃を受けた。これによりサウジの産油量の約半分(日量570万バレル)の生産が停止する事態となり、WTI原油先物価格は1日で8ドルを超える急騰、1バレル=63ドル近辺まで一気に水準を切り上げた。米メディアは全面復旧には数カ月かかる可能性があると報じ、原油供給への不安が市場心理を冷やしている。

ただし、中東の地政学リスクが高まったことは総論としては株式市場にネガティブながら、業種によっては原油価格の上昇が株価を刺激しているセクターもある。米国株市場では、シェブロン、エクソン・モービルなどのエネルギー関連株が買われNYダウを下支えする側に回ったが、東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好となった。

国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>などの資源開発関連が急騰したほか、JXTGホールディングス<5020>、出光興産<5019>、富士石油<5017>、東亜石油<5008>など石油元売り企業の株価も軒並み上昇している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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