日経VI概況:上昇、外部環境の不透明感再燃を受け投資家センチメント悪化

市況
2019年9月25日 15時38分

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比+1.04pt(上昇率6.27%)の17.61ptと上昇した。なお、高値は17.69pt、安値は17.25pt。トランプ大統領が中国への強硬姿勢を改めて示したことや米景気指標の下振れなどもあり、前日の米国市場は下落。こうした外部環境の不透明感に加えて朝方まで進行していた円高基調も重石となり、本日の日経平均も下落スタートとなった。一方で、日経VIはこうした背景に伴うかたちで寄り付きから大きく上昇。その後、円高基調の一服により日経平均が下げ幅を縮小するにしたがって、本日の高値圏での狭いレンジでの小動きとなった。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

提供:フィスコ

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