<注目銘柄>=高橋ウォール、主力事業好調で指標面に割安感も

材料
2019年10月3日 10時01分

高橋カーテンウォール工業<1994>はビル外壁材のPC(プレキャストコンクリート)カーテンウォールの大手。19年12月期通期の連結業績は、売上高151億5000万円(前期比2.3倍)、経常利益23億3000万円(同2.6倍)が見込まれている。

2020年の東京五輪が近づくにつれて大型建設プロジェクトが次々と佳境に入るなか、外壁の取り付け作業量が拡大。足もとでは前期から繰り越されてきた物件に加え、来期完成予定物件の前倒しもあり、主力のPCカーテンウォール事業が伸長している。また、学校関連及びフィットネスクラブのプール新設・改修工事が順調に進み、アクア事業が黒字化している点にも注目したい。

株価は600円台後半に位置する75日移動平均線を下支えに出直りムード。指標面ではPER4倍台、PBR0.7倍台と割安感があり、7月26日につけた直近高値794円奪回からの一段高が期待できそうだ。(参)

出所:MINKABU PRESS

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