ショーケースは6連騰、地合い悪のなか25日線足場に上放れ
ショーケース<3909>は日経平均が400円を超える下げをみせるなか逆行高で6連騰。東証1部で値上がり銘柄数は全体のわずか4%と文字通り全面安商状のなか気を吐いている。同社が展開する「ナビキャストシリーズ」はウェブサイトを最適化するクラウドサービスで企業の投資需要を取り込んでおり、今19年12月期は前期の大型案件剥落と広告宣伝費の影響により苦戦するものの、来期は再び成長トレンドを取り戻す公算が大きい。また、セキュリティー関連株としての側面も持ち、ウェブサイトへの不正アクセスなどに対応したセキュリティーサービス「プロテックシリーズ」に期待が大きい。このほか、マーケティング調査会社のバルクホールディングス<2467>と協業で人工知能(AI)を活用した脆弱性診断サービス「ZEIJAX」をリリースしている。