本日注目すべき【好決算】銘柄 レイ、エスプール、霞ヶ関C (3日大引け後 発表分)

注目
2019年10月4日 7時01分

3日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

レイ <4317> [JQ]  ★今期経常を一転8%増益・最高益に上方修正

◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の1.5億円→5.4億円に3.6倍上方修正。映像機器レンタル部門の受注が改善したほか、第3四半期に売上計上を予定していた案件の一部前倒しも収益を押し上げた。適正利益の確保やコスト管理の徹底、経費削減に注力したことも上振れに貢献した。

併せて、通期の同利益を従来予想の6.5億円→9.5億円に46.2%上方修正。従来の26.3%%減益予想から一転して7.7%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

エスプール <2471>   ★12-8月期(3Q累計)経常が72%増益で着地

◆19年11月期第3四半期累計(18年12月-19年8月)の連結経常利益は前年同期比72.3%増の12.1億円に拡大して着地。旺盛な企業ニーズを背景に、障がい者雇用支援サービスで農園の設備販売収入と管理料収入が大きく増加したことが寄与。人材不足が続く中、コールセンター業務、店頭販売支援業務でグループ型派遣が伸びたことも大幅増益に貢献した。

通期計画の12.4億円に対する進捗率は97.0%に達しており、業績上振れが期待される。

霞ヶ関C <3498> [東証M]  ★前期経常最高益予想を24%上乗せ、配当も10円増額

◆19年8月期の連結経常利益を従来予想の5.1億円→6.3億円に24.2%上方修正。増益率が49.7%増→86.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。太陽光発電案件を開発段階で売却した影響で売上高は計画を大幅に下回ったものの、開発原価が減少し、営業利益は上振れ着地した。不動産を保有しない開発コンサルティングスキームを構築したことで、不動産開発に伴う資金調達が不要となり、金利負担が大幅に減少したことも利益を押し上げた。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前の期は無配)に増額修正した。

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