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「インフルエンザ関連」が19位にランク、例年より早い流行に関心高まる<注目テーマ>

特集
2019年10月11日 12時22分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インフルエンザ関連」がランキング19位となっている。 

秋の気配が漂うなか、早くもインフルエンザの流行が始まっている。沖縄県では8月からインフルエンザ流行注意報が発令されており、厚生労働省は9月27日に、沖縄や九州を中心に、東京都など10都県でインフルエンザの感染数が流行入りの目安を超えたと発表。通常は12月上旬から3月下旬が流行期で、ピークは1月から2月上旬だ。感染症研究所によると、ここまで流行が早まるのは2009年以来のことだという。

例年より2カ月も早い流行入りもあり、今後の動向に関心が集まるなか、ワクチンやマスクなどの関連銘柄には関心が寄せられている。18年に発売され一時大きな話題となった抗インフルエンザウィルス薬、「ゾフルーザ」を手掛ける塩野義製薬<4507>はまず要チェックだ。同社はゾフルーザを日本国内、米国に次いで、8月には台湾でも発売許可を取得したと発表している。更に9月には提携するスイス製薬大手ロシュが「海外向けの小児インフルエンザ患者の臨床試験(治験)で良好な結果が出た」と発表しており、1歳以上12歳未満の小児インフルエンザ患者を対象とした世界第3相臨床試験の結果で、ゾフルーザの有効性を示す結果が出たとのことで今後の展開が注目される。

このほか、ワクチンを手掛ける銘柄として挙げられるのはUMNファーマ<4585>、デンカ<4061>がある。更に不織布マスクのダイワボウホールディングス<3107>、防塵・防毒マスクを手掛ける重松製作所<7980>や検査薬を展開するカイノス<4556>も視野に入れておきたい。

出所:MINKABU PRESS

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