「ヒアリ関連」が12位にランクイン、東京港に定着の可能性高まり注目度上昇<注目テーマ>

特集
2019年10月23日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 量子コンピューター

3 半導体

4 半導体製造装置

5 リチウムイオン電池

6 台風対策

7 水害対策

8 パワー半導体

9 国土強靱化

10 全固体電池

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、ここ最近「ヒアリ関連」が上昇しており、この日は12位にランクインしている。

17日の日本経済新聞夕刊で「南米原産で強い毒を持つ特定外来生物のヒアリが東京港青海ふ頭で定着した可能性が極めて高いとの分析を、国の防除に携わる国立環境研究所がまとめたことが17日までに、分かった」と報じられており、これをきっかけに関連銘柄への関心が高まっている。

ヒアリは南米大陸原産のアリで、刺された時に火傷をしたような激しい痛みからファイアーアント(火アリ)と呼ばれている。また刺されると、全身のアレルギー症状を引き起こす場合もあり、ヒアリが定着してしまった米国では、公園が立ち入り禁止になるほか、家畜が襲われるなどの事例が報告されている。

これを受けて政府は21日、首相官邸で関係閣僚会議を開き、環境省など関係省庁が情報共有するとともに、港での侵入を防ぐ水際対策も徹底する。菅義偉官房長官が同会議で「全国の港湾や空港の状況を緊急に再点検するなどヒアリの定着防止に向け、全力で対応するよう指示した」とも伝わっており、定着防止に向けた対策の強化が期待されている。

報道を受けて17日以降、関連銘柄のフマキラー<4998>やニックス<4243>、アース製薬<4985>などが上昇した。この日はこれらの銘柄は冴えない動きとなっているが、ヒアリとの戦いは今後も広範囲になり、また激しくなると予想されるだけに、今後も折に触れ注目されそうだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.