日車両が4日続伸、鉄道車両事業はじめ各事業堅調で20年3月期業績予想を上方修正
日本車輌製造<7102>が4日続伸している。前週末25日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を870億円から910億円(前期比0.2%減)へ、営業利益を27億円から38億円(同55.3%減)へ、最終利益を25億円から37億円(同59.8%減)へ上方修正したことが好感されている。
上期において主力の鉄道車両事業が国内・海外ともに伸長したのをはじめ、輸送用機器・鉄構事業や建設機械事業などが好調に推移したことが要因。また、各事業の利益率が向上していることも寄与する。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高460億3700万円(前年同期比31.4%増)、営業利益35億1100万円(同4.4%増)、最終利益31億9100万円(同13.5%減)だった。