藤森工業が大幅高、国内有力証券が投資判断「バイ」でカバレッジを開始
藤森工業<7917>が大幅高し年初来高値を更新している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日付で、投資判断を新規に「バイ」、目標株価4500円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。
同証券では、食品、トイレタリー分野など幅広く普及しているスタンディングパウチが、足もとで複数回の詰め替え用途で需要を伸ばしている点を評価。同社ではこれらの需要に応えるべく、キャップ付きスタンディングパウチの生産能力を拡張中で、並行して、効率的な生産ラインへの改良も進めているため、ライフサイエンス部門の業績が中長期的に成長を続けると見込んでおり、今後は同部門の安定成長などへの再評価期待で更なる株価上昇を予想しているという。