均衡表【買いシグナル】高ROE&低PER 23社選出 <テクニカル特集> 11月5日版
5日の東京株式市場はリスクを取る動きが一気に強まった。前日の米国株市場でNYダウが過去最高値を更新、貿易協議の部分合意が接近しているとの観測から米中貿易摩擦に対する警戒感が後退したことや、10月の米雇用統計発表を受けて米景気の強さが改めて確認されたことが全体相場を押し上げる要因となった。海外投資家などが、ハイテクをはじめ世界景気敏感株を中心に空売りの買い戻しや出遅れ修正狙いの実需買いを入れた。東証1部全体の8割の銘柄が上昇し、全体売買代金も3兆円を上回るなど高水準だった。日経平均株価は前営業日比401円高の2万3251円と大幅反発。東証1部の値上がり銘柄数は1743、値下がり銘柄数は356、変わらずは55。
本特集では、テクニカル指標「一目均衡表」のなかでも最も強い買いシグナルである「3役好転」と経営の効率性を判断する指標として重要視されているROE(自己資本利益率)の高い銘柄に注目しました。東証1部において、上昇トレンドを示唆した可能性が高い、「3役好転」銘柄をピックアップ。その中からROEの基準とされる8%以上の銘柄で、予想PERが東証1部平均(14.78倍)を下回り上値余地があるとみられる23社を選び出しました。
⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「一目均衡表・3役好転」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PER ROE
<8075> 神鋼商 5.0 8.65
<5702> 大紀ア 5.8 15.32
<3107> ダイワボウ 6.5 16.40
<7987> ナカバヤシ 7.4 8.65
<8860> フジ住 7.8 8.55
<6277> ホソミクロン 8.2 10.91
<9699> 西尾レント 8.5 10.20
<8015> 豊田通商 8.6 12.36
<8041> OUGHD 8.8 8.52
<7811> 中本パックス 9.6 10.71
<3569> セーレン 10.8 9.33
<4956> コニシ 11.1 8.47
<6302> 住友重 11.2 8.09
<4027> テイカ 11.5 9.78
<6745> ホーチキ 11.7 10.48
<3546> アレンザHD 11.8 11.06
<9432> NTT 11.8 9.46
<9795> ステップ 12.5 9.70
<7734> 理計器 13.6 8.32
<6301> コマツ 13.8 10.07
<2433> 博報堂DY 14.2 15.64
<3034> クオールHD 14.4 10.38
<9065> 山九 14.6 11.82
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース