デファクトが大幅高、薄利多売脱却で20年9月期営業利益6.6倍を見込む
デファクトスタンダード<3545>が寄り付き大量の買い注文にカイ気配スタートで大幅高となった。同社はBEENOS<3328>の傘下で、主に個人を対象にネットを活用したリユース品の買い取りに特化したサービスを展開する。
6日取引終了後に発表した20年9月期業績見通しは、売上高が前期比8.1%減の105億3700万円、営業利益が同6.6倍の2億1900万円を見込んでおり、これを好感した買いが流入している。不採算の一部「低単価アパレル」取り扱いの見直し及び「セカンドハイブランド」商材の取り扱い拡大を進めることに伴い、薄利多売の脱却による一時的減収を見込む一方、費用面について獲得効率の高い広告宣伝へ移すことで販管費の圧縮を図り採算を向上させる。株価は4月下旬以来となる400円台を目前にしている。