オープンドアが連日の安値更新、上期業績計画下回り20年3月期業績予想を下方修正
オープンドア<3926>が大幅6日続落し、連日の年初来安値更新となっている。前週末8日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を60億円から54億円(前期比8.7%増)へ、営業利益22億円から17億7000万円(同3.9%増)へ、純利益を13億2000万円から10億6200万円(同3.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
ゴールデンウィーク10連休の反動や世界情勢不安からくる旅行需要の低迷、検索エンジンの広告枠拡大による自然検索流入率の低下などで、上期業績が計画を下回ったことが要因という。また、第3四半期以降の大型台風の発生や消費税増税などが今後の旅行市場に影響を与える可能性も考慮したという。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高27億8500万円(前年同期比11.3%増)、営業利益9億8700万円(同5.9%増)、営業利益6億1500万円(同0.2%減)だった。