ハピネット---2Qは売上高1,030.14億円、玩具事業・ビデオゲーム事業・アミューズメント事業で増収
ハピネット<7552>は12日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.5%減の1,030.14億円、営業利益が同16.4%減の16.05億円、経常利益が同15.2%減の15.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.8%減の7.63億円となった。
玩具事業の売上高は前年同期比15.9%増の367.85億円、セグメント利益は同12.2%減の7.09億円となった。バンダイの「リュウソウジャー」関連商品やBANDAI SPIRITSのプラモデルやコレクターズフィギュア等のハイターゲット向け商品、「一番くじ」関連商品が好調に推移した。
映像音楽事業の売上高は前年同期比18.6%減の349.21億円、セグメント利益は同26.3%減の5.59億円となった。自社独占流通のドラマ「とんぼ」のパッケージが好調に推移したものの、市場を牽引するような大きなヒット商品に恵まれなかった。
ビデオゲーム事業の売上高は前年同期比5.6%増の212.27億円、セグメント利益は同18.3%減の1.73億円となった。売上高は「Nintendo Switch」のハードの新モデルや「Nintendo Switch Lite」の発売により好調に推移した。
アミューズメント事業の売上高は前年同期比2.5%増の100.79億円、セグメント利益は同3.7%増の7.90億円となった。駅構内等でのイベント販売を積極的に実施したことや、新規ロケーションを開拓したことによりカプセル玩具が好調に推移した。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.2%減の2,400.00億円、営業利益が同10.1%増の50.00億円、経常利益が同9.5%増の48.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%増の28.00億円とする期初計画を据え置いている。
《MH》
提供:フィスコ