Jトラスト---2Q業績は日本と韓国及びモンゴル金融事業が好調、概ね会社計画どおりに推移

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2019年11月13日 12時59分

Jトラスト<8508>は12日、2019年12月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。営業収益が前年同期比0.7%減の363.07億円、営業利益が同366.2%増の1.18億円、税引前損失が4.23億円(前年同期は11.60億円の利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が12.79億円(同21.82億円の損失)となった。

日本金融事業の営業収益は前年同期比0.1%増の49.08億円、セグメント利益は同5.6%増の22.70億円となった。債務保証残高の増加に伴い保証料収益が増加した。

韓国及びモンゴル金融事業の営業収益は前年同期比6.2%減の189.94億円、セグメント利益は同77.4%増の42.58億円となった。期中平均金利の低下に伴い利息収益が減少したが、債権回収実績率の見直しに伴い貸倒引当金繰入額が減少した。なお、セグメント利益は、期初時点の通期計画33.04億円を大幅に上回っている。

東南アジア金融事業の営業収益は前年同期比6.2%減の58.73億円、セグメント損失は

19.36億円(前年同期は24.18億円の損失)となった。当期にJトラストロイヤル銀行を連結子会社としたことなどから、損失額が減少した。

総合エンターテインメント事業の営業収益は前年同期比499.1%増の32.79億円、セグメント利益は0.78億円(前年同期は0.03億円の利益)となった。キーホルダーグループの業務拡大が寄与した。

ただ、M&A費用と訴訟費用の増加などから、連結営業利益は1.18億円にとどまった。2Qまでの業績は概ね計画どおりに推移しており、2019年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が643.97億円、営業利益が0.61億円、親会社の所有者に帰属する当期損失が11.18億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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