日経平均寄与度ランキング（前引け）～ 日経平均は4日ぶり反発、ファナックと東エレクで約23円押し上げ
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり177銘柄、値下がり46銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反発。141.60円高の23180.18円（出来高概算5億6165万株）で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、米中協議の難航が懸念されるなか、中国副首相が協議の進展を目指して米国高官を北京に招いたものの、米国側が明確な日程を決定していないことが報じられ、主要3指数は揃って下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の23080円となり、本日の日経平均は前日から小幅安で寄り付く形となった。為替相場が1ドル=108円60銭台とやや円安方向に振れるなか、日経平均は直近3営業日続落で400円近く下げたが節目の23000円をキープしていることから、次第に押し目買いの動きが強まった。物色としても前日まで軟調な動きの目立っていた値がさハイテク株中心に買われる展開となった。
値上がり寄与トップはファナック<6954>、東京エレクトロン<8035>となり、2銘柄で指数を約23円分押し上げたほか、ダイキン<6367>、京セラ<6971>、アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>、日東電<6988>などがそれに続いた。中国通信機器最大手の華為技術（ファーウェイ）が2019年の日本企業からの部品調達額を拡大する見通しを示したことで電子部品関連に関心が向かったほか、ソフトバンクGは米ウィーワークが世界で2400人の人員削減に乗り出すとの報道が材料視されたようだ。なお、値下がり寄与上位銘柄には、リクルートホールディングス<6098>、スズキ<7269>、資生堂<4911>、第一三共<4568>、大塚HD<4578>などが並んだ。
*11:30現在
日経平均株価 23180.18(+141.60)
値上がり銘柄数 177(寄与度+164.75)
値下がり銘柄数 46(寄与度-23.15)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6954> ファナック 20780 325 +11.71
<8035> 東エレク 22045 310 +11.17
<6367> ダイキン 15700 240 +8.65
<6971> 京セラ 7194 102 +7.35
<6857> アドバンテ 5290 90 +6.48
<9984> ソフトバンクG 4176 24 +5.19
<6988> 日東電 6180 140 +5.04
<6645> オムロン 6460 140 +5.04
<7733> オリンパス 1712.5 29.5 +4.25
<4452> 花王 8525 116 +4.18
<4063> 信越化 11695 105 +3.78
<9613> NTTデータ 1514 19 +3.42
<4519> 中外薬 9487 93 +3.35
<4704> トレンド 5800 80 +2.88
<4503> アステラス薬 1833.5 15.5 +2.79
<9766> コナミHD 4825 75 +2.70
<6758> ソニー 6702 69 +2.49
<4507> 塩野義 6419 67 +2.41
<3382> 7&iHD 4134 64 +2.31
<7203> トヨタ 7777 61 +2.20
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6098> リクルートHD 3925 -30 -3.24
<7269> スズキ 4866 -75 -2.70
<4911> 資生堂 7875 -57 -2.05
<4568> 第一三共 6835 -52 -1.87
<4578> 大塚HD 4846 -42 -1.51
<9735> セコム 9503 -35 -1.26
<2413> エムスリー 2906 -12 -1.04
<1963> 日揮HD 1632 -24 -0.86
<4506> 大日住薬 2046 -24 -0.86
<4502> 武田 4447 -20 -0.72
<4755> 楽天 948 -18 -0.65
<7270> SUBARU 2917.5 -16.5 -0.59
<2002> 日清粉G 2110 -16 -0.58
<2282> 日本ハム 4680 -30 -0.54
<8801> 三井不 2754.5 -14.5 -0.52
<7735> スクリン 7040 -60 -0.43
<9983> ファーストリテ 66220 -10 -0.36
<2802> 味の素 1830 -8.5 -0.31
<8804> 東建物 1522 -16 -0.29
<6752> パナソニック 997.1 -7.9 -0.28
《AK》
提供：フィスコ