NY株式:NYダウ146ドル高、米中通商協議への懸念後退

市況
2019年12月5日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は146.97ドル高の27649.78、ナスダックは46.03ポイント高の8566.67で取引を終了した。米国が15日より前に米中通商協議における第一段階の合意を見込んでいるとの報道を受け、買いが先行。原油相場や米長期金利の上昇も好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、エネルギーや半導体・半導体製造装置が上昇する一方でソフトウェア・サービスや素材が下落した。

米中合意への懸念が後退し、昨日下落したマイクロン・テクノロジー(MU)やエヌビディア(NVDA)などの半導体セクターが買い戻された。旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)は、CEOとCFOの辞任を発表し上昇。検索大手アルファベット(GOOGL)は、共同創業者のラリー・ペイジCEO及びセルゲイ・ブリン社長の退任を発表し買われた。一方で、クラウドベースの顧客管理ソフトなどのセールス・フォース(CRM)や労務管理ソフトのワークデイ(WDAY)は、軟調な業績見通しが嫌気され下落した。

ビジネスチャットツールのスラック(WORK)は、マーケット終了後に8-10月期決算を発表し、売上高は予想を上振れ、一株損失は予想よりも縮小したものの、軟調な業績見通しが嫌気され、時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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