話題株ピックアップ【夕刊】(2):三菱UFJ、東エレク、サインポスト

注目
2019年12月5日 15時19分

■三菱UFJ <8306>  584.5円  +5.7 円 (+1.0%)  本日終値

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、第一生命ホールディングス<8750>などが堅調。米10年債利回りが前日終値ベースで1.775%と反発しており、これを背景に米国株市場ではゴールドマン・サックスやJPモルガン、シティグループなどの大手金融株が軒並み高となった。東京市場でも米国事業を手掛けるメガバンクや生保などは運用利ザヤの拡大思惑から買いが先行しやすい。

■東京エレクトロン <8035>  22,435円  +60 円 (+0.3%)  本日終値

東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などの半導体製造装置メーカーやSUMCO<3436>など半導体素材メーカーが上昇。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反発したほか、特殊半導体製品を製造するマイクロチップ・テクノロジーが10~12月の業績見通しを上方修正、これを受け5%強の大幅高に買われており、この流れが東京市場にも波及している。ここ半導体関連は日米ともに調整色をみせていたが、同社の見通し修正を受けて先行き不透明感が希薄化された形で買い戻しの動きを誘発している。

■エア・ウォーター <4088>  1,620円  -15 円 (-0.9%)  本日終値

エア・ウォーター<4088>が5日続落。同社が先月25日に発表した公募増資の発行価格は4日に1株につき1585円で決定した。今日と明日が申込期間で11日が受渡日となる。公募価格が決定したもののアク抜け感は出ず、株価は軟調に推移。日証金の貸株残は急増しており、4日時点の逆日歩は3日分で1.65円発生している。市場では、安定操作期間明け後の株価動向が注目されている。

■サインポスト <3996>  2,597円  +350 円 (+15.6%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ

サインポスト<3996>が連日急騰。売買代金も急増しており需給相場の様相をみせている。日証金では早くも前日時点で貸株規制をかけている。金融機関向けITコンサルティング業務を主力展開するが人工知能(AI)ビジネスにも積極的な姿勢をみせており、AI関連としての側面を持つ。今週3日取引終了後に、来春開業となる山手線新駅の高輪ゲートウェイ駅に無人AI決済店舗1号店「TOUCH TO GO」をオープンすることを発表、これは顧客が手に取った商品をリアルタイムで認識し、決済エリアに立つだけでタッチパネルに商品と購入金額が提示される仕組みで、その便利性から近い将来に普及が加速する可能性を内包しているだけに同社の株価に与えるインパクトも大きかった。

■神東塗料 <4615>  232円  +31 円 (+15.4%)  本日終値  東証1部 上昇率2位

神東塗料<4615>が急騰。同社は住友化学<4005>系企業で、住友化が45%の発行済み株式を保有している。市場では「親子上場の解消」が話題となっており、4日に富士通<6702>グループの再編思惑が浮上したのに続き、この日は住友化グループに連想買いが波及した様子だ。同様に住友化の子会社である広栄化学工業<4367>も連想買いで大幅高となっている。

■インタートレード <3747>  735円  +98 円 (+15.4%) 一時ストップ高   本日終値

インタートレード<3747>が続急騰。株価は11月以降600円台で弱含みもみ合いを続けていたが、目先売り物が枯れており、投機資金の攻勢が加速した。同社は証券会社向けディーリングシステムで国内首位に位置し、LINE証券向けに売買システムを提供している。LINE<3938>とZホールディングス<4689>の経営統合により新たな思惑も生まれやすい。また、フィンテック分野におけるブロックチェーン技術を駆使した金融サービス事業化にも取り組んでおり、材料性が豊富。直近、外資系証券経由の空売りが高水準であったことで、目先その買い戻しを誘発している可能性がある。

■ソリトンシステムズ <3040>  1,246円  +95 円 (+8.3%)  本日終値  東証1部 上昇率4位

ソリトンシステムズ<3040>の上値指向が鮮明、4日続伸で約8カ月半ぶりの年初来高値更新となった。セキュリティー対策ソフトと、認証システム開発などを主軸にITセキュリティー部門が売り上げの9割を占めており、国内屈指といえる高い技術力が評価され、内閣サイバーセキュリティセンターの「サイバーセキュリティ協議会」の構成メンバーともなっている。超短遅延映像伝送技術でも際立った存在で、5G環境での映像伝送技術を活用した建機のリモート操縦などでコマツ<6301>と協業している。今週2日には、シングルサインオンの「ソリトンワンゲート」の提供を開始、クラウドの普及が加速するなか、セキュリティーと利便性を同時追求したパスワードレスを実現、今後注目を集めそうだ。

■ニッポン高度紙工業 <3891>  1,517円  +94 円 (+6.6%)  本日終値

ニッポン高度紙工業<3891>が大幅高で3連騰。中国での電気自動車(EV)など新エネ車シフトの動きが強まるなか、EVの基幹部品であるリチウムイオン電池に絡む銘柄の一角に物色の矛先が向いている。同社は2次電池用セパレーターで高い商品競争力を持っており、特にここ最近は車載向け大型電池向けの需要が伸びていることもあって、関連有力株として投資資金の流入を誘っている。

■ディー・ディー・エス <3782>  392円  +22 円 (+6.0%)  本日終値

ディー・ディー・エス<3782>が3連騰、11月下旬を境に急速に戻りに転じ約3カ月ぶりとなる400円台回復も視野に入ってきた。同社は4日取引終了後、埼玉県を地盤にネットカフェを運営するランシステム<3326>が展開している「セルフ店舗システム」に本人認証システム「マガタマプラットフォーム」が採用されたことを発表、これを好感する買いが入り株高を後押しする形となった。

■スバル興業 <9632>  8,460円  +450 円 (+5.6%)  本日終値

スバル興業<9632>が大幅に5日続伸、年初来高値を更新した。同社は道路関連事業が主力。公共事業依存度が高いことでも知られるが、政府がきょう閣議決定する大規模経済対策を材料視する買いが流入した。公共投資のうち一部は高速道路の車線を増やす工事に充てることも伝えられており、道路工事需要の増加に向けた期待が膨らんでいる。

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