本日注目すべき【好決算】銘柄 DWTI、ミサワ、シャノン (12日大引け後 発表分)

注目
2019年12月13日 8時00分

12日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

DWTI <4576> [JQG]  ★今期経常を5倍上方修正・15期ぶり最高益更新へ

◆19年12月期の連結経常利益を従来予想の2000万円→1億円に5.0倍上方修正し、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ロート製薬 <4527> と眼科用治療剤「DW-1001」のライセンス契約を締結したことに伴い、契約一時金が発生することが寄与。好調なロイヤリティ収入なども上振れに貢献する。

ミサワ <3169>   ★2-10月期(3Q累計)経常は2.3倍増益、今期配当を3円増額

◆20年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の6億8000万円に急拡大して着地。人気シリーズの家具などの売れ行きが好調だったことが寄与。適正在庫による欠品の抑制も大幅増益に貢献した。

通期計画の5億6500万円をすでに20.4%も上回っており、業績上振れが期待される。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→8円(前期は5円)に大幅増額修正した。

シャノン <3976> [東証M]  ★今期経常は77%増で4期ぶり最高益更新へ

◆19年10月期の連結経常損益は2600万円の黒字(前の期は3000万円の赤字)に浮上し、従来予想の900万円の黒字を上回って着地。続く20年10月期の同利益は前期比76.9%増の4600万円に拡大し、4期ぶりに最高益を更新する見通しとなった。前期はマーケティングオートメーションのサブスクリプション売上が想定を上回ったうえ、業務効率化による人件費の抑制も上振れに貢献した。今期はマーケティング支援のサブスクリプションやイベント支援が伸びる。

セルソース <4880> [東証M]  ★今期経常は20%増で4期連続最高益更新へ

◆19年10月期の経常利益(非連結)は前の期比3.1%増の3億円で着地。続く20年10月期は前期比20.5%増の3.6億円に伸び、4期連続で最高益を更新する見通しとなった。今期は提携医療機関数の増加や治療用途の拡大を背景に、再生医療関連事業で加工受託サービスなどが引き続き伸びる。コンシューマー事業ではドラッグストアなどで「シグナリフト」ブランド化粧品の販売強化を図る。

Fインタ <7050> [東証M]  ★上期経常は27%増益で上振れ着地

◆20年4月期上期(5-10月)の連結経常利益は前年同期比26.9%増の6.8億円に伸び、従来予想の5.4億円を上回って着地。来年開催の東京五輪に関連したイベントや嗜好品のプロモーションなどの新規案件が寄与し、10.8%の大幅増収を達成した。

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