英ポンド週間見通し:強含みか、円滑なEU離脱への期待持続

通貨
2019年12月14日 14時46分

■大幅高、総選挙での与党大勝が好感される

先週のポンド・円は大幅高。一時148円近辺までポンド高・円安に振れる場面があった。12月12日に行なわれた英総選挙で与党・保守党は単独過半数を獲得し、英国の政治不安は後退したことが要因。同時に欧州連合(EU)からの円滑な離脱への期待が高まり、リスク選好的なポンド買いが活発となった。取引レンジ:142円44銭-147円96銭。

■強含みか、円滑なEU離脱への期待持続

今週のポンド・円は強含みか。英総選挙で保守党は単独過半数議席を獲得し、円滑なブレグジットへの期待が広がっていることから、リスク選好的なポンド買いは継続する可能性がある。米中通商協議における第1段階の合意で米中貿易摩擦の段階的な解消が期待されていることも、ポンド買い・円売りを促す可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・16日:12月マークイット製造業PMI(11月:48.9)

・18日:11月消費者物価コア指数(10月:前年比+1.7%)

・19日:11月小売売上高(10月:前月比-0.1%)

予想レンジ:145円00銭-148円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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