レーザーテックは軟調相場の中も上場来高値更新、5G時代のEUV需要喚起で注目高まる
レーザーテック<6920>が全体軟調相場に抗して上値指向を継続、一時340円高の1万260円まで買われ、上場来高値を更新した。5G関連投資の活発化を背景にロジック半導体の需要を喚起、このロジック微細化投資のカギを握るのが次世代露光技術で使われるEUV(極端紫外線)であり、同分野でビジネスチャンスを広げる銘柄に株式市場でも注目が集まっている。そのなか、同社はマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占しており、当然ながらEUV対応の装置についても世界で唯一供給できるメーカーとなっている。業績も絶好調、20年6月期営業利益は前期比64%増の130億円と大幅な伸びを見込むが一段の増額余地も指摘されている。
最終更新日:2019年12月18日 10時50分