長野計器が新値街道、前日にストップ高し水素関連として注目度高まる
長野計器<7715>は大口資金の流入で新値街道を走っており物色人気化の様相を呈している。前日にストップ高は150円高の984円に買われたが、きょうは目先筋の売りを吸収し76円高の1060円まで上値を伸ばす場面があった。圧力センサーの大手メーカーだが、水素エネルギー分野を深耕しており、水素ステーション向け高圧ガス圧力計測機器の納入実績などが手掛かり材料となっているもよう。9月に行われた第2回「水素閣僚会議」では、今後10年間で水素ステーションを1万カ所、燃料電池システムを1000万台設置することを世界全体で目指す目標に掲げており、同社の収益環境には中期的に強力な追い風が吹いている。
最終更新日:2019年12月18日 12時55分