5日と25日線【ゴールデンクロス】低PBR 23社選出 <テクニカル特集> 12月19日版

特集
2019年12月19日 17時20分

19日の東京株式市場は、前日に続きここ水準を切り上げた主力株中心に利益確定の動きが顕在化し軟調な展開を強いられた。米国株市場でナスダック総合指数は小幅ながら最高値更新を続けたものの、NYダウは小反落しており、東京市場でもポジション調整の売りが優勢だった。米下院でトランプ米大統領を弾劾訴追する決議案が可決されたことが、米政局につながる不透明要因として嫌気する動きもみられた。業種別には前日買われた業種が下げ、前日売られた業種が値上がりの上位に顔を出す、典型的な循環物色で特長の乏しい地合いだった。日経平均株価は前日比69円安の2万3864円と続落。東証1部の値上がり銘柄数は913、値下がり銘柄数は1147、変わらずは98。

本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目しました。東証1部において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを本日示現した銘柄(19日終値ベース)をピックアップ。その中からPBRが東証1部平均(1.27倍)を下回る上値余地のあるとみられる23社を選び出しました。

選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PBRが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PERなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。

⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。

銘柄名     PBR PER

<8334> 群馬銀      0.30   7.4

<6715> ナカヨ      0.42  12.0

<8132> シナネンHD   0.45   9.6

<8370> 紀陽銀      0.48   9.6

<7261> マツダ      0.50  14.1

<6349> 小森       0.51  642.5

<4064> カーバイド    0.52   7.0

<7246> プレス工     0.57  12.0

<8793> NECキャピ   0.58   8.4

<7242> KYB      0.58  30.3

<2734> サーラ      0.69  10.4

<8276> 平和堂      0.71  17.5

<6632> JVCケンウ   0.77  11.1

<4512> わかもと     0.77   -

<8140> リョーサン    0.78  35.3

<6165> パンチ      0.81  243.2

<4004> 昭電工      0.86   4.8

<3001> 片倉       0.86  28.6

<7594> マルカ      0.91   7.4

<5819> カナレ電気    0.96  17.4

<5938> LIXILグ   1.09  38.4

<8801> 三井不      1.10  15.3

<6332> 月島機      1.14  18.5

※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

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