「5G」が1位にランク、ローカル5Gの申請受付が24日からスタート<注目テーマ>

特集
2019年12月19日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 全固体電池 

3 衝突回避システム 

4 国土強靱化 

5 半導体

6 教育ICT 

7 半導体製造装置 

8 人工知能 

9 リチウムイオン電池 

10 TOPIXコア30

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G 」が1位となっている。

総務省は17日、第5世代通信システム(5G)を地域限定で利用する「ローカル5G」の免許申請を24日から受け付けると発表。これを機に関連銘柄への関心が高まりつつあるようだ。

「ローカル5G 」とは、地域の企業や自治体などが個別に利用できる5Gネットワークのこと。通信事業者(キャリア)が全国で展開する均一な5Gの通信サービスに対して、ローカル5Gはプライベートなネットワークとしてさまざまな用途で利用できる点に違いがある。メリットは、超高速・大容量の専用ネットワークを運用できるほか、セキュリティーを確保した安心・安全な通信を、必要な時に必要な場所で構築することが可能。主な用途先として建設・工事現場(自律施工、遠隔施工)、物流倉庫(自動倉庫システム、搬送システム)、スタジアム(施設内での映像配信)、駅(高精細映像監視)、工場(遠隔ロボット制御、無人搬送車制御)、病院(遠隔診療)などが想定される。

関連銘柄としては、NEC<6701>が17日、ローカル5G事業に本格参入すると発表。ネットワークインフラからアプリケーションまでをトータルソリューションとして、企業や自治体向けに同日から提案活動を開始した。

日鉄ソリューションズ<2327>は来年1月からサービス提供を開始する計画で、関西電力<9503>子会社のオプテージもローカル5G事業への参入を視野。TDCソフト<4687>は10月末に、サービス提供に向けてIoTプラットフォームなどを手掛けるLTE-X(東京都品川区)と資本・業務提携した。

また、日本通信<9424>はローカル5G戦略の一環として、米国でCBRS(周波数免許不要の市民ブロードバンド無線サービス)に取り組んでいる。

このほか、18日に東証マザーズに新規上場したJTOWER<4485>、次世代通信網の制御システム開発などを展開するネクストジェン<3842>、11月に開催された「ローカル5Gサミット2019」に協賛した丸文<7537>及び東陽テクニカ<8151>などにも注目したい。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.