「産業廃棄物処理」が18位にランクイン、都市再開発や大型経済対策で追い風<注目テーマ>

特集
2019年12月18日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 全固体電池

3 国土強靱化

4 半導体

5 衝突回避システム

6 リチウムイオン電池

7 半導体製造装置

8 人工知能

9 教育ICT

10 TOPIXコア30

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「産業廃棄物処理」の注目度が上昇し18位にランクインしている。

12月5日に閣議決定された政府の経済対策で、取り組むべき施策の一つに「災害からの復旧・復興と安全・安心の確保」が掲げられている。昨今の天災被害、とりわけ今年発生した台風被害などを考慮し、5兆8000億円の財政支出により、水害対策の強化を中心に防災・減災、国土強靱化を強力に進めるとしているが、なかで、「被災家屋の解体や着実な災害廃棄物処理及び土砂撤去の支援」「大規模災害に備えた廃棄物処理体制整備に関する緊急対策」なども盛り込まれており、経済対策・国土強靭化関連として関心が高まっている。

台風などの自然災害で発生した天災ごみ(災害廃棄物)は基本的に一般廃棄物として処理され、各自治体が処理にあたることが定められているが、一般廃棄物を運搬するための車両は、本来は家庭から出るゴミの回収を想定して作られているほか、集中して膨大な量の災害廃棄物が発生することから、産業廃棄物処理事業者が自治体からの要請を受けて処理にあたることがある。また、日本から海外に輸出されていた廃プラスチック類について、輸入国が大幅な輸入規制を実施したことから、これらを処理する廃棄物処理事業者への関心は今後も高まりそうだ。

この日は関連銘柄に目立った動きはないものの、タケエイ<2151>、ミダック<6564>、ダイセキ<9793>、要興業<6566>、イボキン<5699>などが注目されている。

出所:MINKABU PRESS

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