＜注目銘柄＞＝サニーサイド、主力事業好調で株価に調整一巡感も
サニーサイドアップ<2180>は、ＰＲやプロモーションなどを手掛ける主力のマーケティング・コミュニケーション事業が好調。１１月１１日には２０年６月期通期の連結経常利益見通しを従来の７億８６００万円から８億８８００万円（前期比２３．６％増）に上方修正した。
同社は従来のＰＲサービスの高付加価値化の取り組みとして、デジタル領域でのソリューション提案力の強化に注力しており、既にアジア圏で約３万６０００人のインフルエンサーネットワークを活用できる体制を構築。今後も事業領域の拡大に向けて、外部パートナーとの連携を積極的に検討する方針だ。
株価は７５日移動平均線の水準まで調整しており、一巡感が意識されるところ。足もとでは５日移動平均線と２５日移動平均線とのゴールデンクロスが目前に迫っており、１２月４日につけた年初来高値１２１６円奪回からの一段高が期待される。（参）