東京株式(前引け)=軟調、薄商いのなか利益確定売りに押される

市況
2019年12月30日 11時40分

30日前引けの日経平均株価は前営業日比123円04銭安の2万3714円68銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は3億7625万株、売買代金概算は6040億7000万円。値上がり銘柄数は569、対して値下がり銘柄数は1481、変わらずは110銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、利益確定の売りが優勢となった。年内の最終営業日ということで目先筋の利益確定売り圧力が強い。外国人投資家など市場参加者の参戦も少なく売買代金が盛り上がらないなか、今年後半の相場を牽引した半導体関連の主力株などに幅広く売りが出て全体を押し下げている。ただ、下値を売り込む動きも限定的で、中国・上海株や香港株が強含みで推移しているのを横目に日経平均も前場後半は下げ渋る動きとなった。

個別ではソニー<6758>が軟調、ファナック<6954>、安川電機<6506>、アドバンテスト<6857>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>も冴えない。アダストリア<2685>が急落、レーザーテック<6920>も利食われた。半面、ニトリホールディングス<9843>が買い優勢、エムスリー<2413>も堅調。パイプドHD<3919>が値上がり率トップに買われ、パルコ<8251>も物色人気。さくらインターネット<3778>が大幅高となり、日本電子材料<6855>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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