東京株式(前引け)=前日比117円高、一時2万4100円台に上昇
17日前引けの日経平均株価は前日比117円03銭高の2万4050円16銭。前場の東証1部の売買高概算は5億1136万株、売買代金概算は9187億3900万円。値上がり銘柄数は1285、値下がり銘柄数は745、変わらずは129銘柄だった。
日経平均株価は上昇。前日の米株式市場でNYダウは267ドル高と急伸し最高値を更新した。これを受け、東京株式市場も買い先行でスタート。寄り付き直後に前日に比べ181円高の2万4115円まで上昇し、昨年12月17日につけた高値2万4066円(終値ベース)を上回る場面があった。為替は1ドル=110円20銭近辺へ円安が進行したことも好感された。ただ、上値では売りが膨らみ、買い一巡後は上昇幅が縮小した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が高く、ソニー<6758>や任天堂<7974>が値を上げた。キーエンス<6861>やファナック<6954>、SMC<6273>といった設備投資関連株もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株も高い。
半面、トヨタ自動車<7203>や村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>が安く、第一三共<4568>やディスコ<6146>が軟調。サイバーステップ<3810>やワークマン<7564>も値を下げた。