中京医薬がS高、感染拡大で新型コロナウイルスによる肺炎対策関連の物色続く
中京医薬品<4558>がストップ高の302円に買われ昨年来高値を更新している。室内に貼る・置く、また持ち運ぶなどしてウイルスや菌を除去する二酸化塩素を利用した除菌製品「エアーマスク」シリーズを展開していることから、にわかに新型コロナウイルスによる肺炎対策関連として人気化しているようだ。
新型肺炎に関しては、患者数が中国全体で300人を突破したほか、海外での感染も広がり、米国でも初めての患者が確認されている。人から人への感染の可能性も高まっており、中国の春節(旧正月)を控えて感染拡大が警戒されている。この日の関連銘柄では、大木ヘルスケアホールディングス<3417>が同じくストップ高の1620円となっているほか、川本産業<3604>がストップ高の941円水準でカイ気配。アゼアス<3161>、興研<7963>、重松製作所<7980>が連騰している。更に、予防のための手洗い重要性からニイタカ<4465>が商いを伴い続騰し、ダイワボウホールディングス<3107>、シキボウ<3109>、日本エアーテック<6291>など堅調に推移している。
最終更新日:2020年01月22日 10時06分