全面安商状の中、材料株や内需系の一角に短期資金が向かいやすい/後場の投資戦略

市況
2020年1月27日 12時09分

日経平均 : 23372.06 (-455.12)

TOPIX  : 1703.96 (-26.48)

[後場の投資戦略]

日経平均はギャップスタートとなったが、テクニカル面では75日線に接近してきており、これが支持線として意識される格好から、さらに売り込む流れにはなっていないようである。とはいえ、新型肺炎を巡る報道等が押し目買い意欲を後退させているほか、イラクの首都バグダッドにある米大使館がロケット弾攻撃を受けたと、一部通信社が報じており、地政学リスクも警戒されているところであろう。

そのため、物色はこれらに左右され難い材料株や内需系の一角に向かいやすく、引き続き新型肺炎に関連する材料株には短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすい需給状況であろう。後場も大きなリバウンドは期待しづらく、週明けの米国市場次第では一段の調整も警戒されやすいこともあり、主力処への物色は避けられる。今週は決算発表も本格化することもあり、インデックス売買に振らされ難い中小型株優位の相場展開になろう。

《AK》

提供:フィスコ

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