クーガーとアクト、ブロックチェーン選挙システムの開発・運用を開始【フィスコ・ビットコインニュース】

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2020年1月27日 15時20分

人型AIアシスタントを可能にする技術プラットフォーム「コネクトーム」の開発・提供を手がけるクーガーは27日、AI(人工知能)やブロックチェーンなどを活用したシステム開発を手がけるアクトと共同で、ブロックチェーン選挙システム「OMEGA(オメガ)」の開発・運用を開始すると発表した。

「OMEGA(オメガ)」では、ブロックチェーンを活用することで、投票履歴を改ざんできないため、集計不正を防止できるほか、匿名性を確保できるという。

両社は、現在の選挙制度の問題について、手作業で開票作業を行うため、非常に手間がかかり、集計ミスなども生じやすいと指摘。また、電子投票ができないことで若い世代などの田表率の低下にもつながり、投票所に足を運ばなければならないため、高齢者や身体の不自由な人が投票に行くことが困難であるとしている。こうした課題を解決するため、選挙のシステム化により、『オペレーションの効率化を実現しながら、ブロックチェーン技術を活用することで情報の改ざんに強い“透明で便利な投票サービス”の実社会への提供に取り組んでいく』と述べている。

電子投票をめぐっては、2019年9月、つくば市がVOTE FOR、ユニバーサルコムピューターシステム、日本電気<6701>と共同で、ブロックチェーンとマイナンバーカードを活用したインターネット投票を実施したと発表している。

両社は今後について、『まだ国内のみならず世界的にも事例はわずかだが、日本が先駆けとなって新しい技術の社会実装をけん引していくことを目指す』としている。

《HH》

提供:フィスコ

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