アイナボホールディングス---1Qは営業利益が12.6%増、大型物件向けタイル工事等が好調
アイナボホールディングス<7539>は31日、2020年9月期第1四半期(19年10-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.1%増の173.02億円、営業利益が同12.6%増の5.72億円、経常利益が同10.7%増の6.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.1%増の3.83億円となった。
戸建住宅事業の売上高は前年同期比0.3%増の145.51億円、セグメント利益は同11.5%減の6.20億円となった。タイル・建材工事でハウスメーカーからの外壁タイル工事の受注が増加したことに加え、工務店向けサッシの出荷が好調に推移したため、売上高が大幅に伸びた。
大型物件事業の売上高は前年同期比20.9%増の4.75億円、セグメント利益は同125.9%増の1.85億円となった。タイル工事では、東京オリンピック・パラリンピック施設や大規模再開発施設の工事が順調に推移し、売上高が前年を大きく上回った。
2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.9%増の709.00億円、営業利益が同3.9%減の20.80億円、経常利益が同3.8%減の23.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%減の14.20億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ