エノモト---3Qは営業利益が6.9%増、コネクタ用部品製品群の需要が堅調に推移

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2020年2月3日 19時55分

エノモト<6928>は31日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.5%増の168.21億円、営業利益が同6.9%増の9.94億円、経常利益が同2.1%減の10.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.9%減の7.34億円となった。

IC・トランジスタ用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比1.6%減の55.67億円となった。自動車向け部品が海外を中心とする自動車の販売台数減少の影響を受けた。

オプト用リードフレーム製品群の売上高は同7.5%減の21.25億円となった。前年に好調だった自動車向け部品や大型ディスプレイ及びアドバタイズメント等の設備向け部品が在庫調整局面に転じたことが影響した。

コネクタ用部品製品群の売上高は同19.4%増の85.79億円となった。スマートフォン向け部品やウェアラブル端末向け部品等の需要が堅調に推移した。

その他の製品群の売上高は同15.8%減の5.48億円となった。リレー用部品が主なものである。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.2%減の210.00億円、営業利益が同6.0%増の12.00億円、経常利益が同4.8%減の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の9.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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