新日建物の上値追い鮮明、不動産セクターへの資金流入背景に6年9カ月ぶり高値圏浮上
新日本建物<8893>の上値追い鮮明、マドを開けて買われ連日の昨年来高値更新。きょうは5.8%高の527円まで上値を伸ばしたが、フシとなっていた2018年5月の高値501円も上抜き、時価は2013年5月以来約6年9カ月ぶりの高値水準に浮上している。首都圏を中心にマンション・戸建て分譲や不動産流動化ビジネスを手掛け、金融緩和環境の継続が意識されるなか追い風が強く意識されている。ここREIT市場が活況で不動産セクターへの注目も高まっており、そのなか中小型株特有の値運びの速さと流動性の高さを共存させる同社株に投資資金の攻勢が顕著となっている。