セーレンが一時12%高、20年3月期業績予想を上方修正

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2020年2月5日 10時46分

セーレン<3569>が急反発し一時、前日比176円(12.6%)高の1577円に買われている。4日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1180億円から1200億円(前期比2.2%減)へ、営業利益を95億円から105億円(同0.8%減)へ、純利益を70億円から78億円(同5.2%減)へ上方修正したことが好感されている。

上期に続いて、第3四半期累計(19年4~12月)業績が計画を上回ったことなどが要因という。主力の車両資材事業は、販売車種の一部打ち切りや商品構成の変化、米中貿易摩擦による中国自動車販売市場の減速や原材料価格の高騰を受けて苦戦したものの、“革を超える新素材”の「クオーレ」などの好調やメキシコ工場の利益が改善。また、メディカル事業でコモエース化粧品が順調に推移した。

なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高911億1200万円(前年同期比0.2%増)、営業利益79億5200万円(同2.0%減)、純利益60億9400万円(同11.0%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2020年02月05日 10時48分

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