宇部興が反落、ナイロン・ラクタムの市況悪化響き20年3月期業績予想を下方修正

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2020年2月5日 12時50分

宇部興産<4208>が反落している。4日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を7050億円から6750億円(前期比7.6%減)へ、営業利益を420億円から360億円(同19.2%減)へ、純利益を275億円から220億円(同32.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

米中貿易摩擦に端を発した中国経済の減速などの影響拡大を受けてナイロン・ラクタムの市況が一段と悪化したことや、カルシア・マグネシアの需要減少及び機械の出荷減少、石炭の販売数量減少などが売上高・利益を減少させた。

なお、第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高4978億6700万円(前年同期比7.9%減)、営業利益254億800万円(同15.4%減)、純利益151億7600万円(同33.6%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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