半導体関連株は上値の重い展開、米インテル急伸受け寄り付き買い呼び込むも値を消す
アドバンテスト<6857>は寄り付き高く始まったものの、上値の重い展開でその後マイナス圏に沈み、東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>も朝方買い一巡後は大きく伸び悩む展開を強いられている。前日の米国株市場ではNYダウが過去最大の上げ幅を記録するなど、リスクオフの巻き戻しが顕著となった。特にインテルが大幅高に買われるなど半導体関連の上昇が目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も急速に戻り足をみせているが、東京市場では同関連株に戻り売り圧力が強い。東京エレクトロンは前日に1000円を超える上昇で切り返したものの、きょうは空売りのショートカバーによる浮揚力が働かず、足もとでは前日終値近辺まで上げ幅を縮小している。