本日注目すべき【好決算】銘柄 アイモバイル、神戸物産、OSGコーポ (12日大引け後 発表分)

注目
2020年3月13日 7時01分

12日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

アイモバイル <6535>   ★今期経常を2.5倍上方修正

◆20年7月期の連結経常利益を従来予想の6.9億円→17.5億円に2.5倍上方修正。減益率が78.0%減→44.2%減に縮小する見通しとなった。継続的なテレビCMの効果でふるさと納税サイト「ふるなび」の寄付受付件数が想定より伸びたうえ、重点戦略であるアプリ運営などの高利益事業も順調に成長し、上期業績が計画を上回ったことが上振れの要因。

神戸物産 <3038>   ★11-1月期(1Q)経常は42%増益で着地

◆20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比42.2%増の57.5億円に拡大して着地。主力の業務スーパー事業で関東と九州を中心に出店を進めたことに加え、好採算のプライベートブランド商品が多くのメディアで取り上げられたことも業績拡大につながった。

OSGコーポ <6757> [JQ]  ★今期経常は11%増で17期ぶり最高益更新へ

◆20年1月期の連結経常利益は前の期比74.1%増の7.4億円に拡大して着地。続き21年1月期も前期比11.5%増の8.2億円に伸び、17期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、国内や中国で衛生管理機器の販売が伸びる。また、家庭用機器事業で創立50周年販売促進企画を実行するほか、フランチャイズ事業では食パン専門店の出店を引き続き進める。

Fインタ <7050> [東証M]  ★5-1月期(3Q累計)経常は49%増益・通期計画を超過

◆20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比48.6%増の11.8億円に拡大して着地。東京五輪に関連したイベントや嗜好品のプロモーションなどの新規案件が寄与し、17.4%の大幅増収を達成した。

通期計画の11.4億円をすでに3.6%上回っており、業績上振れが期待される。

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