マザーズ先物見通し:外部環境の不安定感を背景に売り先行か

市況
2020年4月2日 8時06分

マザーズ先物見通し:外部環境の不安定感を背景に売り先行か

本日のマザーズ先物は、前日の米国株安や円高進行など外部環境が不安定な値動きが続いていることが警戒され、売り先行でスタートしそうだ。前日の米国市場は、新型コロナウイルスによる死者数が急増するとの見通しを受けて懸念が強まり、NYダウは一時1000ドル超の大幅な下落となるなど主要株価指数は続落した。円相場も1ドル=106円台を伺う動きになっているほか、原油市況も値を消すなど、リスク資産の圧縮の動きが続いているため、個人投資家のマインドも悪化し、マザーズ市場にも売りが波及しそうだ。ただ、前日のマザーズ市場では、新型コロナの影響に左右されないIT関連や新たな新型コロナ関連としてオンライン診療関連などに個人投資家の値幅取りの動きが散見されただけに、市場では「こうした動きが徐々に広がってくれば、センチメントの改善に寄与する」との声も聞かれる。ただ、新型コロナの感染拡大と伴う経済活動の長期停滞や都市封鎖に対する警戒感も依然として拭えないだけに、「これら銘柄など個別に材料にある銘柄を中心とした局地戦の動きにとどまり、全般は軟調地合いが続くだろう」との声が聞かれた。上値のメドは570.0pt、下値のメドは550.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

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