東京株式(前引け)=前日比232円高、一時1万9000円台を回復
7日前引けの日経平均株価は前日比232円23銭高の1万8808円53銭。前場の東証1部の売買高概算は8億2085万株、売買代金は約1兆3708億円。値上がり銘柄数は1566、値下がり銘柄数は551、変わらずは50銘柄だった。
日経平均株価は上伸。6日の米株式市場でNYダウが前週末比1627ドル高と大幅高となった。また、きょうは新型コロナウイルスに対する「緊急事態宣言」が行われる予定。同時に発表される緊急経済対策の事業規模は108兆円と過去最大規模となる見込みだ。これを受け、7日の東京株式市場も買い先行の展開。売り方の買い戻しも入り、一時500円を超す上昇となり1万9000円台を回復する場面があった。ただ、買い一巡後は上昇幅は縮小した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が高く、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体関連株が値を上げた。リクルートホールディングス<6098>やニトリホールディングス<9843>も高い。
半面、富士フイルムホールディングス<4901>やデンカ<4061>が値を下げ、NTT<9432>や花王<4452>が安い。イオン<8267>やテルモ<4543>も軟調だった。