東京株式(前引け)=反落、新型コロナによる業績懸念で利食い優勢

市況
2020年4月15日 11時55分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比117円56銭安の1万9521円25銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億5301万株、売買代金概算は1兆782億円。値上がり銘柄数は509、対して値下がり銘柄数は1595、変わらずは62銘柄だった。

前日の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が大きく買われたものの、東京市場では前日に日経平均がこれに先立って大幅高となっていたこともあり、目先利益確定の売りが優勢となった。新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に与える影響などが懸念され1万9000円台後半では戻り売り圧力が強い。外国為替市場で1ドル=107円近辺とドル安・円高に振れていることも買い手控えにつながった。東証1部全体の7割を超える銘柄が下落、売買代金も盛り上がりを欠いている。

個別では、任天堂<7974>が高く、リクルートホールディングス<6098>、オリエンタルランド<4661>も堅調、神戸物産<3038>も買われた。HEROZ<4382>が値を飛ばし、ツナググループ・ホールディングス<6551>も大幅続伸、有機合成薬品工業<4531>も大きく水準を切り上げた。半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、トヨタ自動車<7203>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。テラスカイ<3915>が急落、北の達人コーポレーション<2930>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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