10万円以下で買える、連続最高益&低PBR 17社 【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2020年4月26日 16時00分

新型コロナウイルス感染拡大による全体相場の急落で、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興市場企業では865社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、直近の業績予想で連続経常最高益を見込み、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る銘柄に注目してみた。

下表は東証2部、ジャスダック、マザーズ上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)直近業績予想で連続経常最高益を見込む、(3)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる17社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは24日現在)

なお、24日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続最高益&低PBR【東証1部】編」も併せてご覧ください。

   最低投資   最高益  ┌ 経常利益┐   実績

コード 銘柄      市場   金額  連続期数 増益率 直近予想   PBR

<7719> 東京衡機    東2   21400     3   1.3   380  0.88

<3035> KTK     JQ   30900     2   0.3   315  0.51

<3316> 東日システム  JQ   49800     3   1.6   562  0.99

<7638> NEWART  JQ   51100     2  13.5   2710  0.99

<9029> ヒガシ21   東2   51300     3  18.9   1100  0.79

<2136> ヒップ     JQ   52000     2   7.0   536  0.77

<2916> 仙波糖化    JQ   60200     4   7.0   1090  0.72

<4752> 昭和システム  JQ   62000     6   3.1   500  0.80

<4999> セメダイン   東2   63900     3  28.5   1500  0.81

<8938> グロームHD  JQ   64800     4  26.5   1900  0.59

<9791> ビケンテクノ  東2   74200     2  13.1   2400  0.34

<7326> SBIIG   東M   78500     3  12.6   2400  0.46

<3297> 東武住販    JQ   84400     11  12.1   660  0.75

<7812> クレステック  東2   86600     4   6.0   902  0.65

<4754> トスネット   JQ   86800     2   2.6   1050  0.72

<3497> リーガル不   東M   88600     5   3.0   1152  0.72

<9857> 英和      東2   89300     4   0.5   1560  0.55

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

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