決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ＮＴＴドコモ、ＯＬＣ、ＪＲ東日本 (4月28日発表分)
―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月27日から28日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 山パン <2212>
20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比7.8％減の57.5億円に減り、1-6月期(上期)計画の156億円に対する進捗率は36.9％にとどまり、5年平均の45.1％も下回った。
▲No.2 小林製薬 <4967>
20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.4％減の50.4億円に減り、通期計画の280億円に対する進捗率は18.0％となり、3年平均の19.5％とほぼ同水準だった。
▲No.3 ポーラＨＤ <4927>
20年12月期の連結経常利益を従来予想の307億円→165億円(前期は306億円)に46.3％下方修正し、一転して46.1％減益見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2212> 山パン 東１ -18.29 4/28 1Q -7.81
<4967> 小林製薬 東１ -10.21 4/28 1Q -3.39
<4927> ポーラＨＤ 東１ -9.31 4/28 1Q 赤転
<9719> ＳＣＳＫ 東１ -7.07 4/28 本決算 -3.05
<9533> 邦ガス 東１ -6.57 4/28 本決算 －
<4722> フューチャー 東１ -6.25 4/28 1Q -8.53
<4549> 栄研化 東１ -5.99 4/28 本決算 －
<4820> ＥＭシステム 東１ -5.72 4/28 本決算 －
<2327> ＮＳＳＯＬ 東１ -5.27 4/28 本決算 －
<4362> 日精化 東１ -5.04 4/28 本決算 -20.92
<9020> ＪＲ東日本 東１ -4.42 4/28 本決算 －
<7862> トッパンフォ 東１ -4.23 4/28 本決算 －
<9437> ＮＴＴドコモ 東１ -4.20 4/28 本決算 －
<8706> 極東証券 東１ -4.08 4/28 本決算 －
<1967> ヤマト 東１ -3.20 4/28 本決算 －
<1950> 日本電設 東１ -3.07 4/28 本決算 －
<4661> ＯＬＣ 東１ -2.94 4/28 本決算 －
<9202> ＡＮＡＨＤ 東１ -2.73 4/28 本決算 －
<9504> 中国電 東１ -2.63 4/28 本決算 －
<6470> 大豊工業 東１ -2.25 4/28 本決算 －
<8793> ＮＥＣキャピ 東１ -2.08 4/28 本決算 －
<9531> 東ガス 東１ -1.89 4/28 本決算 －
<9014> 新京成 東１ -1.72 4/28 本決算 －
<8708> 藍沢 東１ -1.55 4/28 本決算 －
<7309> シマノ 東１ -1.12 4/28 1Q 61.85
<6823> リオン 東１ -0.40 4/28 本決算 0.89
<4951> エステー 東１ -0.39 4/28 本決算 -10.29
<5015> ＢＰカストロ 東１ -0.35 4/28 1Q -33.96
<3938> ＬＩＮＥ 東１ -0.19 4/28 1Q 赤縮
<9536> 西部ガス 東１ -0.04 4/28 本決算 －
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース