「ドラッグストア」が24位にランク、緊急事態宣言「延長」で関心<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドラッグストア」が24位となっている。
6日に期限を迎える緊急事態宣言を巡って、政府は全国を対象に期間を延長する方向に乗り出したことが伝わっている。これを受けて、巣ごもり需要に対応するだけでなく、生活防衛という観点からもドラッグストアにますます関心が高まっている。もともと、少子高齢化の進展により国内需要の先細りが見られる小売市場で、ドラッグストアは数少ない成長余地のある業界であるだけに、株式市場での注目度が依然として高いが、この傾向に拍車がかかっている。
ドラッグストア各社が発表した4月の既存店売上高は足もとの日用品や衛生用品の売れ行き好調により概ね好調で、クスリのアオキホールディングス<3549>は前年同月比14.1%増、ツルハホールディングス<3391>は同3.6%増、Genky DrugStores<9267>は同21.8%増などだった。
更に、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた規制緩和により、オンライン服薬指導の利用も広がっている。調剤に強みを持つスギホールディングス<7649>や、一部店舗において処方薬を自宅で購入できるオンライン服薬指導の運用を始めた調剤薬局大手のクオールホールディングス<3034>にも関心が集まっている。