ぐるなびが3連騰、コスト減少で20年3月期経常は47%増益で計画上振れ着地
ぐるなび<2440>が3連騰している。8日取引終了後に発表した20年3月期の連結経常利益は前の期比46.9%増の18億9400万円に拡大して着地。従来予想の14億4000万円を大幅に上回っており、これを好感する買いが優勢となっている。
新型コロナウイルス感染拡大を背景に、費用が計画を大幅に下回ったことが利益上振れの要因となった。ネット予約拡大を目的とした広告宣伝の実施や業務委託による企画・開発体制の強化を見送ったほか、新規受注の減少で店舗ページなどの制作が減った。また、人員補強の進捗遅れも寄与した。なお、21年3月期の業績と配当見通しは未定としている。